よくある質問

QuestionFAQコーナー

詳細なことは電話やメールでお答えします。文中に記載の各種申請用紙は送付もいたしますので申し付けください。

  • 受験申込書は溶接法毎に色分けされた所定の用紙のため、ダウンロードできません。

受験手続

Q受験日に会場に行けなくなりました。受験の取り止めか延期はできますか?
A

e-Weldの受付締切日まででしたら、受付中の試験日に変更できる場合があります。
取消返金も可能です。(手数料をご負担していただきます)
受験日にご自身の病気等で受験できないと明記された診断書等を下記のとおり提出していただければ、取消が認められる場合があります。(三親等内のご不幸による会葬も同様)
まずはお電話などでご連絡ください。(改めて受験を希望される場合には、再度申し込みをしてください)

各種の連絡方法
診断書

試験日の2営業日前まで、あるいは当日・前日の急病にあっては、試験日の翌営業日の午前10時までに当協会あてにFAX・MAILしてください。

会葬通知

試験日の翌営業日の午前10時までに会葬通知等書類を当協会あてにFAX・MAILしてください

Q岐阜県に在住していませんが、評価試験を受けることができますか?
A

新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、県内各会場で受験者数を絞っているため、岐阜県内の受験者もお断りしてる状況です。そこで、2020年9月以降の評価試験においては岐阜県内の方に限定して申請を受け付けています。

Q受験定員はありますか?
A

2019年12月実施の評価試験から定員を設けています。

Q学校に通う20歳以下の若者には、合格認証料が免除されるとききました
A

申請時に20歳以下の高等学校・専門学校・ポリテクカレッジや高等専門学校に在席する方が対象で、受験申し込みと一緒に学校毎まとめて記入・申請いただければ認証料が免除されます。
申請書は当協会まで申し出ください。

Qアルミ溶接の資格を取りたいのです
A

㈳日本溶接協会はアルミ溶接の検定をおこないません。
㈳軽金属溶接構造協会が資格認定を行いますので、そちらにおたずねください。

QSS400などの炭素鋼と同じ鉄鋼なのに、
ステンレス鋼溶接の試験があるのはなぜですか?
A

炭素鋼とステンレス鋼の金属的性質には大きな違いがあるため、ステンレス鋼の溶接試験が定められています。
例えば加熱により応力腐食割れがおこりやすくなったり、膨張係数が大きいために変形しやすいことなど溶接の注意点があります。またステンレス鋼は酸化しやすいクロムを18%以上含むため、酸化に注意して溶接を行う必要があります。

Qステンレス鋼薄板(あるいは薄肉パイプ)の溶接資格;TN-F(P)を持っていますが、
炭素鋼の、全層ティグ溶接(T-1Pなど)や初層ティグ溶接の手組み合わせ(あるいは半自動組み合わせ)溶接の資格が取りたいのです。おなじティグなのに学科から受験が必要と言われました。
A

学科受験が必要です。
ステンレス鋼の免許証では炭素鋼の溶接をカバーしないことから学科からの受験(新規受験)が必要です。
逆に手溶接のT-1Fがあっても、ステンレス鋼溶接のTN-Fの取得には学科からの受験が必要です。

Q石油学会JPIの溶接資格試験で、パイプをティグ溶接するFT種やFC種ではJISステンレス鋼溶接のTN-FやCN-PMを保有することが受験資格の一つにあげられています。
ステンレス鋼の溶接免許で炭素鋼溶接の受験ができるのはおかしいのでは?
A

FT、FC種の受験材料(毋材)は炭素鋼のうち、クロムを含む”低合金鋼”です。
クロムを多量に含む”高合金鋼”のステンレス鋼材料に近いためといえます。

受験本番

Q拘束ジグを使わず逆歪み法ではいけませんか?
A

逆歪み法でもOKです。ただ中板(9㎜厚)・厚板(19㎜厚)の溶接では歪み量が大きいので、みなさん拘束ジグを使用されるのが現状です。
なお、9㎜厚・中板のステンレス鋼受験(CA、CN-あるいはMA、MN-など)では、試験材の寸法が炭素鋼より小さいのでステンレス鋼専用の拘束ジグを選択してください。

Q受付が私よりも遅かった人が先に実技受験を開始したのはなぜ?
A

マーキング受付の順に実技を始めるのが原則です。しかし、

  • 順番となったので立会員があなたを呼んだにもかかわらず不在の時、次々と先きに延ばされます。
  • 一人で複数課題を受験したり、中・厚パイプ溶接や何枚もの厚板溶接の受験では所用時間が長くなります。
    試験の運営上からその人を早い順番とする場合があります。
QV:立て向き溶接で下進溶接していいですか?
A

できます。溶接を進める向きに決まりはありませんので下進でOKです。
下進での受験例が少ないので、下進すると立会員に伝えて確認を受けてください。

Q明らかに溶接失敗しました。試験材を持ち帰ってもいいですか?
A

できません。
着手した試験片は検定委員会(日本溶接協会)の物ですから、未完成でも提出してください。

Q実技の外観不出来で不合格になるのですか?
A

立会い員が目視判定し、ビードの余盛りが過大、とけ込み不良などの外観不合格判定項目に相当の欠陥があれば不合格です。次の段階の機械的曲げ試験はおこなわれません。

Q外観がよければ、続いてどのような試験で合否が決まりますか?
A

機械的曲げ試験が行われます。曲げ半径が試験片の厚みの2倍になるようにローラーによって曲げられます。
試験片の取り方は、学科試験用のテキスト本;JIS各種溶接の”受験の手引き”末尾に記載が有ります。
薄板・中板ではクレーター側が裏曲げ(ルート側が凸に)されることに留意してください。
曲げ試験で接合部に欠陥がないかが調べられます。たとえば3㎜以上の開口とか長さの合計が7㎜を超える開口部がある試験片が1本でもあれば、不合格となります(JISの規定によります)。
なおJPIのE種では強制破壊した破断面の状況を調べる”破面試験”もあります。

Q組み合わせ溶接の初層のティグ溶接は何パス置いてもいいのですか?
A

3パスまでです。
ただしティグ溶接の溶接金属の高さが試験材の底面から6㎜を超えてはいけません。
ティグ溶接終了後に立ち会い員の高さチェックを受け、次の仕上げ溶接を開始してください。

Qチタン溶接の評価試験では試験材と
アルゴンガス(ボンベ)は受験者が手配するようですが
A
  • 受験者が少ないため試験材をストックすることが困難です。
    JIS-1種あるいは2種の純チタン板(パイプ)を受験者で用意する必要があります。
  • チタンはステンレス鋼よりも酸化されやすいので、シールド用のアルゴンガスを多量に流します。
    そのためのガスボンベを個別に持ち込んで受験していただきます。
  • 不明な点は申し込み時に当協会に相談してください。

受験後

Q評価試験の合否はいつわかりますか?
A

翌月の月末に通知されます。免許証の発行日は翌々月の1日付けとなります。(再評価の更新試験で合格の場合には、更新する免許証記載の有効期限の翌1日付け)。ただし、20日より後での受験の結果通知は翌々月末となります。

Q再評価試験(3年目更新)が不合格でした。どうすれば好いでしょうか?
A

再評価試験は有効期限の8ヶ月前から受験できますから、その間に再受験し合格すれば資格が継続します。

  • 8ヶ月前には再評価試験の案内が届きますので、すぐ受験すれば複数回受験出来ます。
  • 期限の2ヶ月前までに合格しないと基本級からの受験となります。
    石油工業溶接士のE種の資格など再取得に高額な費用を要する種目では受験可能な期間に十分注意してください。
Q棒証明は発行されますか?
A

できます。㈳日本溶接協会中部地区溶接技術検定委員会が、受験時に用いた被覆棒やワイヤあるいは溶加棒の銘柄を証明します。当協会へ申し出てください(有料)。

適格性証明書(免許証)・サーベイランス

Q各種手続きはどのように行いますか?
A

各種手続きはe-Weld(溶接技能者各種WEB申込み) 日本溶接協会公式サイトにて行います。

WEB申込 入会申込書
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